放射線科
部門紹介
放射線科の主な業務内容は、一般撮影、CT、MRI、透視、骨密度測定、血管造影検査です。特に、放射線を使用する検査をおこなう際には、常に被ばく軽減を考慮しながら、良質な画像を提供しています。
また、検査前の不安を少しでも軽くし、検査に協力してもらえるように、分かり易く丁寧な説明を心がけています。
私たちは、安心安全な検査を提供できるように、スタッフの教育と知識向上につとめています。
資格
・検診マンモグラフィ精度管理認定診療放射線技師 | ・放射線機器管理士 |
・医療画像情報精度管理士 | ・放射線管理士 |
・肺がんCT検診認定技師 | ・放射線被ばく相談員 |
・X線CT認定技師 | ・画像等手術支援認定診療放射線技師 |
・胃がんX線検診技術部門B資格 | ・Ai認定診療放射線技師 |
・胃がんX線検診読影部門B資格 | ・エックス線作業、ガンマ線透過写真撮影作業主任者 |
・第2種電気工事士 |
検査件数
CT検査件数 年間4,257件(35期実績)
MRI検査件数 年間1,384件(35期実績)
機器・検査紹介
一般撮影検査(レントゲン)
胸部や腹部、全身の骨の撮影が出来る検査です。
胸部や腹部の撮影では、心臓や肺、腹部の臓器などの形や状態をみることができます。骨の撮影では、骨折や関節の状態をみることができます。
CT検査(64列)
CT検査(コンピューター断層診断装置)とは、X線を使用して、身体の中の様子を画像化する検査です。頭部から足先まで全身の検査が可能です。当院の装置は従来のものと比べると、大幅な被ばく低減が可能となっています。
▼心臓CT
造影剤を使用して、心臓の血管を描出する検査です。心臓の主要血管の中で狭くなった部分や血栓の有無が解ります。
▼内臓脂肪測定(CT)
お腹のCTを撮り、内臓脂肪の体積を測定する検査です。メタボリックシンドロームの正確な診断にはこの検査が望ましいとされています。
MRI検査(1.5T)
強い磁石と電波を利用して、人体の様々な断面を撮像する検査で、頭部、腹部、泌尿器、整形外科領域を主に行っています。
放射線を使用していませんので、被ばくを考えずに検査ができます。
▼脳ドック
頭部MRI撮影を行うことによって、脳梗塞や動脈瘤の有無が解る検査です。
▼認知症検査(MRI)
頭部MRI検査時に、脳の海馬周辺の萎縮を測ります。
萎縮の程度によって、アルツハイマー型認知症の疑いを知ることができる検査です。
透視検査
X線画像を見ながら検査や治療を行います。
▼胃透視
発泡剤(胃を膨らませる薬)とバリウム(X線に写る白い液体)を飲み、食道・胃の状態をX線撮影して、胃の病変の有無を観察する検査です。
骨密度測定検査
骨折の原因となる骨量を測定することで、骨粗鬆症の診断ができる検査です。
当院では腰椎と股関節の骨密度測定を行っています。
日本では、10人に1人が骨粗鬆症と推定されています。自覚症状がないため骨折して初めて知る方も少なくありません。腰椎や大腿骨の骨折で、寝たきりにならないためにも、定期的な検査をお勧めします。
血管造影検査
カテーテルという細い管を血管内に挿入して、肝臓腫瘍の治療や透析患者さんのシャント治療を行っています。
▼嚥下造影
X線検査で写るようにバリウムを含んだゼリーなどを用いて、飲み込みの状態を調べる検査です。