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医療・健康コラム 2025.06.02
【健康コラム】日焼け止めの選び方・塗り方
生活シーンに合わせて日焼け止めを選びましょう
日焼け止めは、買い物に出かける程度の外出と海などのレジャーとでは紫外線ダメージが異なり、必要となる日焼け止めの強度も変わってきます。
また、外出する 20~30分前に塗ること、塗る量なども重要です。
▼生活シーンに合わせた紫外線防止用化粧品の選び方
- 紫外線A波 真皮まで届き、シワ・たるみの原因に。ガラス越しや曇りの日でも届く。
- 紫外線B波 エネルギーが強く表皮まで届き、赤く炎症を起こす。シミ・そばかすの原因に。
- SPF 紫外線 B 波を防ぐ効果指数 SPF2~50+で表示され、何も塗らない場合に比べてどれぐらい長い時間防 止できるかを表し数値が大きい方が UVB 波に対する防 御効果が高い。
- PA 紫外線A波を防ぐ効果を表す。PA+~++++で表示され「+」が多いほど防御効果が高い。
表のように日常生活では SPF20~30 PA(+)~(++) 程度、屋外でのイベントなどには SPF50 PA(++++) 程度の紫外線をしっかりブロッ クする日焼け止めを使用することをおすすめします。
汗や衣服の摩擦で日焼け止め効果が半減するので2~3時間おきの塗り直しが必要です。
日焼け止めを塗る量
適正量は1cmあたり2mgとされており、この量をつけて初めてSPF/PA 値が表示通りの効果を発揮します。顔全体に対して500円玉大の日焼け止めが必要ですが、実際にはその1/4程度の量しか塗っていない人が多いようです。
塗りムラに注意して塗りましょう
① 適量の半分を手に取り、おでこ、両頬、鼻、顎の5点に置く
② 顔の中心から外に向けて、トントンと軽くたたいてなじませる
③ 塗り忘れを防ぐため、再度適量の半分を手にとり二度塗りする (頬と鼻は特に焼け やすいので念入りに重ねてなじませる)
クローバーだより93号より